税理士大柴真哉の本音ブログ

料金を公開できない税理士

税理士事務所がホームページを持つことも当たり前になってきました。

ただ他の税理士のホームページを見ていると結構料金を公開していないケースが多いと思います。


なぜなのかということですが、一つにはお宝契約がある場合も考えられます。

これはかなり昔からいい条件で契約をしていて、例えば毎月10万円近い顧問料(記帳代行なしで)といった場合ですが、今でもそういう契約はまだ残ってるところもあるのですね。

そういう顧客を抱えていると今の時代に合わせた安めの料金なんてホームページに掲載できないわけです。


他には料金の決め方について、相手の状況から判断したい場合でしょうか。

簡単に言えば、取れそうなところからはできるだけ取ろうと考えているのかもしれません。

もし料金の基準が公開されていないと、実際に事務所で対面して提示される料金は高めである可能性もあります。

つまり、高めの料金を提示しておいて、その金額で決まればいいですし、もう少し下げてほしいという要望があれば条件付きで下げましょう、という話しにもっていって契約をリードできるわけですね。

商売ですからそういうのがダメとは言いませんが、当事務所ではそのようなやり方はしていません。


税理士で考えるから料金非公開も仕方ないのかと思ってしまいがちですが、世間の常識で考えればよく分かるのではないでしょうか。

飲食店でもマッサージ店でも、お掃除代行でも何でも料金は公開されてますよね。

もちろん業務の特性上、細かいところまでは公開できないケースもありますが、目安さえ公開していない状態でよく客商売をしているものだと思ってしまいます。

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大柴真哉(おおしばしんや)
大柴税理士事務所所長

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