税理士大柴真哉の本音ブログ

寒い時期=税理士事務所の繁忙期

これは初歩的な基礎知識として知っておいていただきたいのですが、寒い時期は税理士事務所、会計事務所(どちらも同じです)は忙しいと思っていただいて間違いありません。


一般論ですが具体的に各月の業務を見ていきましょう。

ただ事務所によっては、そうじゃないという場合ももちろんありますのでご了承ください。

11月・・・9月決算法人、年末調整の準備でやや忙しいです。

12月・・・年末調整もあり、月末は年末休みということで勤務日数も少ないので忙しいです。

1月・・・源泉所得税(納期特例)、法定調書等、給与支払報告書、償却資産の申告、個人確定申告、さらに 12月決算法人(泣) で勘弁してほしいところです。

この辺から3月前半までがMAXに忙しいと言えます。

2月・・・個人確定申告で相変わらず忙しいところが多いです。

3月・・・個人の確定申告がまだ残っていますが後半は業務量が減ります。

4月、5月・・・3月決算法人の会社も多いので、この辺まで忙しい事務所も多くあります。


ということで、本当は会社を作る段階で知っておくべき知識なんだと思います。

例えば12月決算法人なんかにしてしまうと、契約を断られる可能性もありますので。

また法人の決算期は自由に(無料で!)変更できますので寒くない時期に変更することも考えてもいいかもしれません。

ちなみに決算期を変えても登記事項ではないので登記は不要です。

個人の方であればこのくそ忙しい時期(失礼!)に仕事の依頼をして申し訳ございませんと、菓子折りでも持参して頭を下げてお願いするのがいいでしょう、というのは冗談ですが、状況を理解した上で協力的に進めることが大切ではないかと思います。

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大柴真哉(おおしばしんや)
大柴税理士事務所所長

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