23 Mar 2019
税理士と契約していると何でも教えてもらえるだろうと、多くの社長は思っているはずです。
でも本当にそうでしょうか?
税理士も人間ですから、裁量というさじ加減があるわけですね。
他の税理士の話しも聞いていると、ほとんどはいいお客様ですが、中には法律の解釈について食い下がってきたりすることもあるようです。
もちろんまともな議論ならまだしも、自分が有利になるためにごねているだけですから厄介ですね。
あとわりとあるのは無関心タイプです。
自分は難しいことは分からないから書類を全部放り投げて後は知らないと、こういう態度もたまに見受けられるとのことでした。
ただそういう場合は税理士もそれほど力を入れなくなる可能性もあるわけです。
ここで大事なことを言いますが、税理士は何も言わないという選択肢を常に持っているのです。
あ、ここでこうすればこの会社はよくなる、と思っても何も言わないでおこう、という不作為ができてしまうのです。
こうすれば節税できるかもしれない、でも言わないでおこう。なんてされたくないですよね。
厳密に言えばダメなんでしょうけど、その不作為を証明できないので結局損をするのは経営者の方だと思いますね。
ということで税理士にゴマをすれとは言いませんが、ある程度の良好な関係は築いていた方がいいかなと思います。
これは自分のため、会社のためになります。