税理士大柴真哉の本音ブログ

シンプル・イズ・ザ・all

会社のルールや経理処理ですが、いろいろ事情があるケースもあると思います。

でも大切なことはとにかくシンプルにすることです。

シンプルなルール、シンプルな処理、これを至上命題にすべきだといつも思います。

結局複雑にすると再現性が低くなります。

特定の社員や社長が独特な処理に対応できたとしても、これから先何十年も同じ人がその業務を続ける保証はあるでしょうか?


例えば経費精算を、精算書方式、レシートで即精算方式、給与と同時にまとめ払い方式など、従業員の要望があるからという理由で複雑にしたとしましょう。

これは混乱の元になります。

シンプルに精算書方式のみ認めるとしてしまえばいいのです。

決めてしまえばそれ以上でもそれ以下でもありません。

外部の状況に対応しようとしてルールや処理を複雑にしてしまうとキリがありません。

どこまで複雑にしますか?


言い方がキツいかもしれませんが、多くの会社では余計なことをしてかえって複雑になっているルールや処理が多く見受けられます。

業務を続けるということは人が介在するわけですから、とにかくシンプルにした方がすぐに再現できるわけです。

結局は時間のロスになり、そのロスは経済的な損失につながっていきます。

恐らく外部から言われないと気がつかないでしょうけども、一度自社の業務体系を見直すことも必要ではないでしょうか。

ということで、まず先にシンプルにする、を至上命題にして、具体的にどうするかは後で考えることがベストであろうと思ったりします。

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大柴真哉(おおしばしんや)
大柴税理士事務所所長

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