税理士大柴真哉の本音ブログ

売上の謎を探る

御社はなぜ売上があるのでしょうか?

非常にシンプルな質問です。

でもこれってとても大切で、その要因を探ることが将来の経営にとって非常に影響を及ぼすことになります。


ちょっと考えてみましょう。

なぜ売上があるのか。

社長の人脈によってもたらされているから、

大手の会社から受注できているから、

優秀な営業マンが売上の重要な部分を牽引しているから、

先代から付き合いのある会社から受注できているから、

駅前の目立つところに店を構えられているから、

他社より優れた技術があるから、


など会社によって要因は様々でしょう。

でもそれっていつまで続くか保証されていますか?

優秀な社員が辞めたらまた優秀な人を採用しますか?そんなにすぐに上手くいきますか?

大きい金額を受注できていても、もし止まったらどうしますか?東芝、シャープでさえ経営が危うくなる時代ですよ。

優れた技術を持っていてもライバルはずっと劣ったままでしょうか?これはまさに日本の製造業に当てはまることです。


その辺が非常に大切なんだと思います。

結局今は良くても、それがいつまで続いていくのか、今のうちに算段をして先手、先手で対策を打っておく必要があるんですよね。

今に夢中になるのは社員の仕事です。

でも全体像を見て俯瞰的な視点から判断するのは社長の仕事です。

つい社長が社員化していないでしょうか。

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大柴真哉(おおしばしんや)
大柴税理士事務所所長

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